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Yes,my lord ⑱

Posted by よしきち on 25.2014 暴君妄想文   0 comments   0 trackback
自分を銀/魂キャラで言うと、考えた結果
武/市/変/平/太だと思いますよしきちです。

こんな人です↓

だいたいこんな感じ

こんな感じの死んだ目をしてます。
でもロリコンじゃない兄さん狂いです。
ちなみに某wasaさんはエリザベスだと思います。

にーさんデーに間に合いませんでした連載の19話目。
いつまで書いてるんだと自分でも思いますがお付き合い頂ける方、続きからどうぞ。



一日の終わりに一人で風呂に入り、髪を乾かして寝支度をする。
最近まともに食べていないせいか、パジャマのウエストが緩くなった。
ちゃんと食べた方がいいことは解る。腹も減る。
だけどどうしても食欲が湧かないのだ。

はあ、と溜息を一つ吐き、前よりも細くなった自分の腕を掴んで伸びをする。
今日は、しっかり寝られるだろうか。

机の引き出しに隠すように置いてある、一枚の紙切れ。
それを手に取り、じっと見つめていたらドアをノックする音。
突然のことに驚き、手に持っていた紙切れを伏せて机の上に置いた。
そして、慌てて返事をする。
「誰だ?」

その声に返答はなく、不躾にもガチャリとドアが開き、入ってきたのは。
「ソウイチ様…」
「テツ…ヒロ…?」
信じられなくて瞬きをしている間に、近づき、もう目の前。
潤んだ丸い瞳と目が合った次の瞬間、涙腺が壊れたかのように
大粒の涙が零れ落ちた。


「ごめんなさい…っ」
モリナガが言うつもりだった言葉が、ソウイチから告げられる。
その言葉に戸惑い、泣きながらじっと見つめられて動けない間に。

「もう…我儘言わない。困らせたりしない…だから…お願い…。
居なく…ならないで…」
そして、しゃくりあげながら。
「これ以上嫌いにならないで」と、縋るような声。

何かを考える前に、目の前の細い、以前よりも
更に華奢になってしまった体を抱きしめていた。
「ソウイチ様…すみません」
ぎゅっと抱きしめたモリナガの目からも、すうっと涙が流れる。
あなたが謝る必要なんて何一つないのに。
どれだけ傷つけていたんだろう。こんなに痩せて。青白い顔をして。
一体、どれだけ。

抱きしめる力を緩め、泣き濡れた顔を、真剣な目で見つめて。
「俺はあなたのことがずっと…ずっと好きでした。
…いえ、愛しています」
心からの気持ちを込めて、そう言ったら。
「俺…嫌われてたんじゃ…ないのか…?」
告白に、呟くような声と、不安そうに揺れる瞳。
「あなたのことを嫌いだなんて思ったこと、一度だってない!」
誤解を解きたくて、思わず声を荒げる。

そして初めて唇にキスをした。
驚いたのか、ソウイチの涙が止まり、頬が赤らむ。
ぱちぱちと瞬きする目を、愛おしむように見つめ、
もう一度優しく口づけて、ゆっくりと囁く。
「俺の気持ちは昔から変わってません。ずっと傍に居たい。
誰よりもあなたの近くに居たい」

プロポーズのような言葉に、ソウイチの顔は更に赤くなり、小さく頷いた。
「うん…。居て欲しい…ずっと」
「もう二度と、居なくなったりしませんから…」
そこまで聞いて僅かに微笑むと、意識が急に遠のき、
ソウイチはモリナガの胸に倒れこんだ。

「ソウイチ様…?」
ぐったりと力が抜け、苦しそうな呼吸。
「ソウイチ様!!」
慌ててベッドに寝かせて何度も何度も呼びかける。
「ああ…どうしよう。医者を…」
掌で頬を弱く叩いてみたらむずがるように瞼が動き、
目をぼんやりと開けたかと思えば、指がテツヒロの服を弱弱しく掴む。

「ソウイチ様!意識が…」
「テ、ツ…ヒロ…」
微かな声に耳をすませば、
スローモーションのような早さで、唇が動く。
「行か…ないで…」
そこまで言うと、また意識が遠のいたのか、目は閉じられたけれど
指はぎゅっとシャツの裾を掴んだまま。

おそらく今までの緊張が急に解けて、体が限界を感じ
気を失ったのだろう。
医者を呼んでも呼ばなくても、多分同じ。
だったらこのまま寝かせてあげて、ここに居よう。
シャツを掴む指をそっと外すと、腕を取り、寝かせてやって。
想いを込めて、何度も頭を撫でた。

しばらくの間、そうしていると。
「は、はくしゅん!!」
自分のくしゃみに少々驚いた。
今まで興奮していたのもあって気がつかなかったが、夜は冷える。
このままここに居て、風邪なんて引いたらまた迷惑を掛けてしまう。
少しだけ待っててくださいね。

立ち上がって、ソウイチにしっかり布団を掛けて。
自室に行って毛布をひったくり、急いでソウイチの部屋へ戻ってくる。
ふと机に目をやると、一度破かれた後で、粘着テープで修正された
一枚の紙切れ。
一体なんだろうと拾い上げて、裏返すと。
涙で濡れた跡のある、あの日、二人で撮った写真だった。


…はい。やっとくっつきそうです。
ここまで…長かったんだぜ!お付き合いありがとうございました<(_ _)>
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よしきち

Author:よしきち
『恋する暴君』狂いの管理人。

特に宗一兄さん萌えが末期です。
最近変態が加速してきて
人として色々とアウトです。

兄さんが好き過ぎてヤバい。
二次元逝きたい。

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