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Yes,my lord Extra-1

Posted by よしきち on 25.2014 暴君妄想文   1 comments   0 trackback
19、20日とO山オフに行ってましたよしきちです。
お会いする方全員と既に会ったことがあるの、私だけだったんだぜ!(笑)

さて。にーさんデーは過ぎたのですがにーさんデーにupするつもりだった作文を。
お付き合い頂ける方は続きからどうぞ。



三段重ねのティースタンドの、一番下の皿にはハムとチーズのサンドウィッチと
スモークサーモンのサンドウィッチ。
それに冷たいコーンクリームスープが添えられ、トマトとローストした野菜のタルト。
真ん中の皿には焼きたてのスコーンとジャムにクロテッドクリーム。
一番上の皿にはホワイトチョコとフロマージュブランのムースとアプリコットのタルト。
そして桃のショートケーキといちじくとシナモンのケーキ。

席に座っているのは三人。
三人の前にはそれぞれ好みの紅茶が置かれ、客である彼女はニコニコ笑い、
この家の主であるソウイチはいつも通り無表情。
そしてモリナガはと言うと、思いっきり眉間に皺が寄っていた。

「体調戻ってきたみたいね。血色がいいわ」
「おかげさまで」
笑顔で話しかけられて、ソウイチが軽くお辞儀をする。
すると彼女は微笑んだまま、今度はモリナガの方を見つめる。
「ね。テツヒロさんもそう思うでしょう?」
「ええ……」
「ふふっ!」
ぶすっとした顔はそのままに返事をされたもんだから、
思わず噴き出してしまった。

「愛想笑いくらいしてよ。そんな解りやすい顔して」
「…二人は別れたんですよね」
「そうよ?」
「そうだぞ?」
「なのになんでこんなことになってるんですかー!」

ソウイチから、今日の客とはアフタヌーンティーをする。おまえも席に着け。
と、言われた時になんとなく予感はしていた。
していたがなんなのだこの状況は。

「だって約束してたんだもの。体調が戻ったら一緒に食事をしましょう、って」
まだ完全に回復したってわけじゃないから、お茶にしたけどね。と付け足し
ソウイチの方に向かって「ね?」と同意を求める。
「ああ。約束した。それに…」
「それに、なんですか」
「今こんな風にしていられるのは、彼女のおかげだろ?」
「うっ…それはそうですけどぉ」

確かに彼女が取り成したからこそ、誤解が解けて今こうしていられる。
しかし、なんだかんだ仲の良い二人に、モリナガは気が気じゃない。
ソウイチは自分を選んでくれたことを解っているし、信じている。
でも嫌なものは嫌なのだ。
そのソウイチの方をじとっと見ても、こちらには目もくれず紅茶を飲んでいる。

「ソウイチ様、スコーンは食べられるのね」
「このくらいの甘さなら。ケーキは流石にちょっと…キツイ…」
「あら。じゃあ頂いても?」
「どうぞ」
「あっ」
皿ごと手渡そうとしたら、手と手が触れ合い思わず声が出た。
それに対しソウイチがごめん、と素直に謝る。

「なにしてるんですか!!」
「ちょっと手が当たっただけじゃねーか」
ふん、と気にも留めず彼女の前に皿を置くと、代わりに、と
サンドウィッチが差し出される。
それをつい、ぱくりと咥えたら、モリナガが「あー!!!」と喚いた。

「うるっさ…」
「だって…だって…」
「反射的に食っちまったんだから仕方ねえだろ」
「ちょっと冗談が過ぎたわね。もうしないから」
二人がなんでもない顔をして、再び目の前のケーキやスコーンを食べ始めても、
モリナガはぶつぶつと文句を言いつつ、紅茶をスプーンでぐるぐる。

それに気が付いて、彼女はまた笑い出した。
「なに笑ってるんです…」
「だってあんまりあからさまだから…」
「ったく…。子供みたいだな」
そう言いながらも、これまでとは違い、モリナガが素直に
ヤキモチを妬いている姿は少し嬉しいものだった。

「あ、紅茶のおかわりは」
「ん?頼む」
ソウイチのカップに殆ど紅茶が残っていないことに気が付き、
素早く新しい紅茶を注ぐ。
ついでに、だが彼女の方にもティーポッドを持っていくと、おかわりはどうかと訊ねる。
「ありがとう。お願いするわ」

ちょっとした意趣返しのつもりだろうか、なみなみと注ぎ、
カップを動かしたら紅茶が零れそうな状態にして、モリナガがふふんと笑った。
それを「やってくれたわね」とでも言いたげな目と、
なにやってんだバカか…と呆れた目が見つめる。

「嫉妬深い男は見苦しいわよ。ソウイチ様。もしテツヒロさんが浮気なんてしたら、
蹴り飛ばして私のところへいつでも来て頂戴」
「ああ。その時はそうする」
「そんなことあるわけないでしょ!ソウイチ様も何言ってんですか!」

「…だ、そうよ」
「…解ってるよ。冗談に決まってるだろ…」
「ソウイチ様…」
見つめあう二人の間に挟まれて、盛大な溜息。
「……ああバカらしい。胸やけしそう」

「そうだ。この件、うちの父は酷く残念がってたけど、怒ってはないわ。
だから二人共、これからも良いお付き合いをしましょうね」
にっこり微笑まれて、この子には一生頭が上がらないだろうな、とソウイチは思い、
小姑…とモリナガは思った。


三人でお茶会、なのでした。
彼女とモリナガさんはなんだかんだいい友達になれそうな気がします(笑)

ここまでお付き合いありがとうございました♪
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2016.05.28 12:03 | URL | お名前 #- [edit]


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Author:よしきち
『恋する暴君』狂いの管理人。

特に宗一兄さん萌えが末期です。
最近変態が加速してきて
人として色々とアウトです。

兄さんが好き過ぎてヤバい。
二次元逝きたい。

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