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秋の味覚は。

Posted by よしきち on 23.2014 暴君妄想文   1 comments   0 trackback
スーパーの酎ハイのコーナーで悶絶する時期がやってきましたよしきちです。

秋限定の酎ハイは好きなものばっかりで困るんですよ!
梨とかリンゴとかブドウとか!とくに梨!!のみたい!!

こんなことをリア友と遊んでるときに言ったら、
「…去年も同じこと言ってたよ…?てか、飲めるようになった時用に買った酎ハイ、
結局飲めずで私にくれたじゃない…」
と菩薩のような顔で言われました。

私はいつになったら…酒が飲めるのでしょう…。

そんな感じでどんどん秋になってますね。私は四季で一番秋が好きなので喜ばしい限り。
ので秋っぽい作文再び。お付き合い頂ける方は続きからどうぞ。

追伸・・・
90000踏みましたP様。
お返事遅くて申し訳ございません…。
正座してリクエスト待ってます。



「なあ、今日はスーパー寄って帰るのか?」
「ええ…。どうかしました?」
「いんや別に。帰り道だし俺も一緒に行く」
「それは大歓迎ですけど…」

秋の気配も濃くなってきた、ある午後の先輩からの申し入れ。
変なの。
いつもだったら何も言わず付いてくるか、先に帰っとくって帰るかなんだけど。

不思議に思いながらも、この話は彼の中ではもう終わりなのか、
あちらの方を向き直して、顕微鏡を覗き込んでいる。
まあ、いいか。
思い直して俺の方も、手元の作業を再開させることにした。

日が暮れて。
後輩の二人が片づけておくと言ってくれたのでその言葉に甘え、
先輩と揃って大学を出る。
「昼と夜と…エライ違いだよな…」
「さすがに半袖は無理ですし、長袖も一枚だと心許ないですね」
ちょっと前までは蒸し暑かった帰り道。
今では風が少しひんやり。首のあたりがスースーする感じ。

「今日、買い物付き合ってくれるんでしたね」
「おう」
「じゃあスーパー寄って行きますか」

スーパーに着くと、それぞれ籠を持って、
いつもなら俺が歩く後ろを先輩が付いてくるんだけど…。
「先輩?」
「………」
俺を置いてすたすたと歩き、真っ先に向かったのは。
「青果コーナー?」
「梨、おまえも食うか?」
左手に籠。右手に大きめの梨を持って、俺の方をじっと見る。
「は、はあ…」
「じゃあ二個だな。それと…」
「ちょ、ちょっと先輩」
曖昧な返事を了承と捉えたのか、梨を二つ籠に入れるとまた歩く。
次に足が止まったのは鮮魚コーナーだった。

「秋刀魚。焼けるか?つか、焼け」
先輩の手には活きの良い秋刀魚が二尾。
「…グリルあるし、秋刀魚は塩振ってまるごと焼いたらいいからいけると思いますけど」
「腸は取るなよ。食うから」
「…わかりました」
返事を聞くなり、サンマを籠に入れ、近くにあったパックに手を伸ばす。
「で、すだちと大根…はセットになったやつがあるからこれで」

「…先輩…もしかして」
「良し。俺の用事は済んだから。あとはお前の指示に従う」
「…食べたいものがあったから、率先して付いて来たんですか?」
「へ?そうだぞ。なんかわりいか」
「いえ……」
きょとんとした顔でこちらを見つめるのが可愛くて、思わずため息。

「なんだよ。文句あんのか」
「ないですけど…。でも、普通にリクエストしてくれたら
秋刀魚くらい焼きますし、梨も出すのに」
「おまえに任せたら秋刀魚はともかく小さい梨買ってきそうだから嫌だ。
安いやつ」
「…どーせ俺は所帯じみてますよ」

ぶつくさ言いつつも、折角二人だし、必要なものを買ってしまおう。
とくにかさばるやつ。
とりあえず、もう一度青果コーナーまで戻って、野菜を見て歩く。
「野菜…高いなあ…」
「ふうん。そうなのか」
「今年は冷夏でしたしね。仕方ないとは言え…」
それでも、先輩は野菜が好きだし、俺としてもバランスを
考えたら野菜は大目に取りたいので、頭の中でレシピを検索しつつ、
必要な野菜を籠の中へ。
ふと見ると、リンゴは結構安い。

「先輩結構果物は食べますよね。リンゴは?」
「食べるけど梨の方がいい」
「…ぶどう」
「食べるけど梨の方がいい」
「梨、好きなんですね」
「おう」
新たな好物が解ったので心の中でメモして。

「栗ご飯とかは良いんですか?」
「ん~あったら食うけどそこまで」
「まあ、今から作ってたら今日には間に合いませんしね」
それに栗は結構高い。さつまいもの方が安くていいな~とか
思ってるから、先輩に所帯じみてるって思われるんだろうな…。

「あ、あれは食いたい」
「なんです?」
「松茸と茄子」
「……違うのなら夜にでもたっぷり御馳走してあげるんですけど」
自棄気味にぼそりと言ったセリフは、聞き取れなかったらしい。

「あ?なんか言ったか?」
「別になんでもないです。松茸はちょっと高いな~って」
「正直他のキノコでもいい」
「じゃあ今度キノコの炊き込みご飯と茄子のピリ辛炒め作りますよ」
「うまそうだな。楽しみにしとく」

「じゃあ今日は…豚汁と、秋刀魚と…青梗菜と卵の中華風炒めに
冷ややっこでいいですか?」
「…あいかわらずすげーな。すぐに献立が出てくるとか」
「そうですか?自炊長いとこんなもんだと思いますけどねー」
「梨食べるから、あんまり多くない方がいい」
「はいはい。量は控えめに、ですね」
「早く帰るぞ。腹が減った」
「わ~。そんな急かさないでくださいよぅ」

その日の夕飯なんだけど、思いのほか箸が進むメニューが多かったみたいで。
結局、梨は二人で一つを食べることにした。

「…美味しいですね」
「んまい」
「これからは毎年秋になったら用意しますからね」
「そーしてくれ」

開いた窓から冷たい空気が、流れてくる。
これからの季節もずっと一緒な予感に、じんわり幸せを噛みしめた。


ここ最近食べ物ネタが増えたのは、兄さんがご飯系に弱いのと、
私がまともな自炊を再開したからです~。
梨が好き…!秋刀魚も好き。なので兄さんもその設定で(笑)

ここまでお付き合いありがとうございました♪
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2014.09.30 10:23 | | # [edit]


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よしきち

Author:よしきち
『恋する暴君』狂いの管理人。

特に宗一兄さん萌えが末期です。
最近変態が加速してきて
人として色々とアウトです。

兄さんが好き過ぎてヤバい。
二次元逝きたい。

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