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Bitter&Sweet

Posted by よしきち on 14.2015 暴君妄想文   0 comments   0 trackback
あんこが好きですけどチョコも好きなよしきちです。
甘いものが好き。でも辛いものも結構好き。

バレンタインですね。何か書くかなーと書いてたら某まちさんと被りました。
でもめんどいのでまあいいか!と思って書き上げました。
まちさんは多分そんな小さな次元で生きてないので…怒られないと思うの…!

そんなわけでバレンタイン。去年のお話の一年後のイメージです。
お付き合い頂ける方は続きからどうぞ。



いつになく、こそこそと言う擬音が似合いそうな動きで、森永が玄関を開けて。
「た…ただいま…」
小さめの声で挨拶をしたら、洗面所から宗一がひょっこり顔を出した。
「おう。おかえり」

「ひいっ!」
驚いた声をあげ、体がビクリと跳ねる。その様子を宗一が怪訝そうな顔で見つめた。
「?なんだよ。なんでそんな驚くんだ」
「い、いえ!べつになんでも!」
不自然なまでの慌てように、これで何もないと思えるはずもない。
「?なんか怪しいな」
宗一が首を傾げて眉を寄せると、森永は手をブンブン振ってそれを否定する。
「ななななんでもないですって!」
あからさまに怪しい。それに森永の背後には、通勤用の鞄ではないものがある。

「…うそつけ。その隠しきれてない紙袋はなんだ?」
宗一に指差され、もはやこれまでと観念したのか。
「あの…その…」
紙袋を拾い上げ、胸の高さまで持ってくると。
「バレンタインチョコです…」
消え入りそうな声でそう答えた。

森永は必死な面持ちだが、宗一は涼しげな顔。なにも気にしていないようだ。
「ああ。そういやそんな時期か。でも今日ってまだ13日」
「明日土曜だから、前倒しで今日くれたんです…って先輩!」
「あ?なんだよ」

「これ見て何か思うこととか…ないんですか!?」
「すごい量だな」
きょとんとした顔で言う宗一はそれ以外のことなんて何も思い浮かばないのだろう。
「そうじゃなくって~~。ヤキモチとか…」
「なんでオレが。つかどうして隠す必要があんだよ」
心底嫌そうな顔と不思議そうな声。つれない態度に森永は地団駄を踏みたい気分になる。

「んもう!あのですね、先輩がチョコをたくさん貰ってきたら俺はどうしたって妬きます。
実際去年凹みましたし…」
「……そーいや…そう…だったな…」
言われて、去年駄々をこねる森永に、ついチョコを買ってしまったことを思い出し、
宗一の顔が赤く染まる。
そして、いつもならそのことを言及して今年はチョコは?と聞いたかもしれないが、
今それを言ったら現在話しあっている話は有耶無耶になる上、
結構恥ずかしがりの宗一からげんこつを食らうことになると、直感的に察して森永は何も言わない。

「そ、それに去年文句言っておいて、チョコ貰って帰るとか本当は嫌だったけど
会社だし俺一年目だからヘタに断れなくて」
「で、この山のようなチョコってわけか」
「はい…。で、でも義理チョコですよ!ほとんど!」
「まったく。よくわからん風習だよな」

森永は暗に本命もあったと言っているようなものだが、やっぱり宗一は気にも留めない。
それがなんだか面白くなくって。
「…そんなこと言って貰ったら特に断ったりはしないくせに」
ブツブツ言ったら「聞こえてるぞ」とつっこまれた。

「と、とにかくですね。去年あれだけ拗ねておいて…。
今年はこんなことになって…その…すみませんでした」
深々と頭を下げたら。
「…べつに。気にしなくてもいーんじゃねえの」
「へ?」
頭上からの宗一の声に、思わず勢い良く顔を上げて、瞳をじっと覗き込む。

「その…貰ったからって、なにも変わりはしねーんだろ」
「えっと…?」
「だから!チョコ一つ貰ったからってお前の気持ちが動くわけじゃ…ってこら!ひっつくな!」
「せんぱい~ああもうホント好き」

持ったままだったチョコの山を投げ捨て、宗一にじゃれるように抱きつく。
そのままリップ音をたててキスをしたら、耳まで真っ赤になった宗一が可愛くて
いつもの調子でキスを仕掛ける。
「…っく…んっ…ん…ん、ん…っ」
宗一から溢れる甘い声を聞きながら、舌を甘咬みしたり、強く吸ったり。
いつの間にか自分の背に腕が回ってきていることに気がついて、キスはより一層深くなった。


しばらく好きにされた後、やっと開放されたと思ったら。
「で、で、先輩」
「んだよ…」
じっとまた見つめられる。
さっきまでのキスのせいで、荒く息をする宗一の顔を覗きこんで。
「今年は先輩はチョコ貰って…」
「さーな」
聞いてみたら、はぐらかされた。

「もう。いいもん。俺のが一番気合と愛が籠もってますからね」
「…俺甘いもん好かんの知ってるよな?」
「大丈夫!ばっちりです!甘いのは俺が食べますから♪」
「おまえも食うのかよ」
「そうですよ。一緒に食べましょーね♡」
「…好きにしろよ」

呆れ顔をしつつも、さっきまでの顔が嘘のようにニコニコ笑う森永を見て
宗一は「まあいいか」と満更でもないのだった。



森永くんはチョコかなり貰うと思います。
カッコイイ、優しい(受け取ってくれそう)、甘いもの好きそうとパーフェクト!
兄さんは…覚悟決めて渡す感じの子が居そうですw



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プロフィール

よしきち

Author:よしきち
『恋する暴君』狂いの管理人。

特に宗一兄さん萌えが末期です。
最近変態が加速してきて
人として色々とアウトです。

兄さんが好き過ぎてヤバい。
二次元逝きたい。

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