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天女の羽衣⑥

Posted by よしきち on 05.2015 暴君妄想文   0 comments   0 trackback
土日は連続でライブに行ってるはずのよしきちです。

森永君の誕生日ですね!
ケーキは5日中に食べる予定ですが予約投稿なので写メはまだありませんです。

連載と誕生日を同時にしてみました今回。
毎年森誕は森永君がハッピー全開ですがはたして今回はどうかね…。

お付き合い頂ける方は続きからどうぞ。



その日、朝から森永はなんだか元気がありませんでした。
一緒に暮らし始めて数週間。
いつもニコニコして楽しげな森永だったのに、今日に限っては
笑顔ではありますが、少し愁いを帯びていました。

「なあ、どうしたんだ?」
思わず宗一が聞きますが、森永は笑顔を作って躱します。
「え?なにがです?」
「いや…元気ねえなと思って」
「そんなことないですよ。気のせいじゃないですか?」

気のせいとは思えないのですが、そんな風に言い切られてしまっては
もう一度問いただすのも気が引けて。
「そうか…」
そう言うしかありませんでした。

その後は、いつもと同じように朝ご飯を一緒に食べ、
畑の世話をし、川で魚をとりました。
昼ごはんは持って行ったおにぎりを川で食べて。
家に帰ったら採れた魚を一緒に捌いて、何匹かは干物にしました。
まったくもっていつも通りな一日でした。

しかし。今日一日観察した結果、やはり森永は時々遠い目をしていたり、
時々無言になることがありました。
それがどうしても気になって。
宗一は夕飯の後、お茶を飲んでいる時にもう一度聞いてみました。

「なあ…蒸し返して悪いんだけどさ…」
「はい?どうしました?」
「…お前やっぱり今日元気がねえよな。どうしたんだ?」

真剣な宗一の目に、森永はこれ以上誤魔化せないなと思って
口を開きました。
「実は俺、今日が誕生日なんです」
「誕生日?」
「はい。でも色々あって…親とは縁が切れてるようなものなんで…
昔のことを思い出して、ちょっと切ない気持ちになってたんです」
「え…そうなのか…?」
「はい。自分は親不孝だな…って」

縁が切れているだなんて。
家族仲がとても良い宗一からしたら、それは不思議な話でした。
でも、それなら元気がないのも合点がいきます。

「あ。でも」
「?」
「今年は宗一さんが一緒に居てくれて嬉しかったです。ありがとうございます」
「別に…なんもしてねえし…」
「そんなことないですよ。宗一さんからしたら不本意だとは思いますけど、
一緒に暮らせて毎日楽しいです」

「…そーかよ」
「ええ」
確かに不本意だけどな、そう思いつつも、誕生日まで黙っていたことに
宗一は納得がいきません。
「つーか。誕生日だなんて、もっと早く言えよ」
「え…」
「ちゃんと祝ってやったのに」
「そんな。一緒に居てくれただけで救われてますし」

「だったらなんでそんなに辛そうなんだよ」
言われて、森永はまた、元気のない顔で笑いました。
「…宗一さんが帰っちゃったらまた一人だなって…」
「あ……」
森永に言われて、宗一は言葉に詰まります。
「あ、でも、俺が勝手に思ってるだけだから。気にしないでください」

森永が更に沈んでしまったのと、どう答えていいのか分からないことを
言われたのとで、気まずくなり宗一は思わず話題を変えました。
「えっと…。欲しいものとかねえのか?」
「欲しいもの、ですか」
「まあ、お前に世話になってる身だし…あんまりやれるもんもねえけど」
森永は少し考えて、口を開きました。
「……宗一さんが欲しいって言ったら?」


「冗談ですよ」
「いいぞ、よくわかんねえけどやるよ」
二人が言ったのはほぼ同時でした。

「…なんで…そんなこと言うんです」
気が付いたら森永は、宗一の手を掴み引き寄せて、唇を奪っていました。
突然のことに反応出来ず、固まったままの宗一の後頭部を捕まえて、
口づけは徐々に深いものになります。

「う…んっ…んん…っ…」
我に返ったのか、背中を抱いた方の腕を、宗一の指が制するみたいに引っ掻きますが
それに構わず森永の舌が歯列を割り、口の中を蹂躙されている内に
知らず知らず力が抜けて。
いつの間にか、背中は床に着き、森永を見上げる形になっていました。

舌がするりと抜け、唇が離れたかと思うと、もう一度軽いリップ音と共に
キスを一つ。
すっかり力が入らなくなった宗一は、胸を上下させて荒い呼吸を繰り返します。
「ごめん。俺もう限界みたい」
森永の顔は切なそうに歪められて、熱っぽい視線が宗一の目を射抜きました。

「どうしたんだよ…おまえ…」
森永に急にされたことも、今の表情も、宗一からしたら意味がわかりません。
問いに返事はなく、森永の顔は宗一の首筋に埋められました。
首筋に唇を這わせ、きつく吸い上げられると、ぞくぞくしたものが背中を走ります。

また力が抜けていくのを感じて、宗一の爪は床の上を引っ掻くように滑りました。
その間に帯が器用に解かれて、着物が肌蹴られていきます。
露わになった胸に唇が押し当てられたかと思うと、淡く色づいた箇所を
食むように柔らかく噛まれました。
「んんっ!」
思わず漏れた声の甘さに、宗一の方が驚き、自分の口を手で塞ぎます。
反応に気を良くしたのか、今度はそこをじゅ、っと音を立てて吸い上げ、
もう片方は指先で転がして、つんと尖らせました。

何をされているのか流石にわかってきた宗一の頭の中は混乱していて。
どうしてこんなことになったのかが解らず、考えようとしても
森永の愛撫に翻弄されてしまい、自分の声とは思えない
嬌声が漏れるのを、必死で堪えるばかりです。

胸から腹へと熱い舌がゆっくりと降りていき、薄く割れたところを
なぞるように滑っていきます。
そして下腹部に到達した唇は、愛撫に反応したのか強張ったそこを
ぱくりと銜え込みました。
「ちょ…なにして…!」
されるがままだった宗一でしたが思わず声を上げ、森永を押し退けようとしました。
しかし森永は気にせずに口内全部を使って吸い上げたり、先端の敏感な箇所を狙って
舌先でぬるぬると舐め上げたり。

抵抗するように、くしゃくしゃと森永の髪を掻きますが
止めてくれる気配はありません。
そして。敏感な上、そういったことに慣れていなかった宗一は、
森永の口の中で果ててしまいました。
「あ…っ…は…あっ…」
それをじゅうっと音を立てて吸い上げられ、人の口の中で
出してしまったことの羞恥をより一層際立たせられて、宗一は真っ赤になりました。


ゆらり、顔を上げた森永と目が合って、呼吸が整わないままですが
自分が今されている行為を問いただします。
「なん…で…こん、な…」
薄らと涙目の宗一に聞かれて、森永はさっき口の中に出されたものを
掌に出して余裕がなさそうな顔で答えます。
「…宗一さんのことが好きだから」
返事に、宗一は言葉に詰まりました。

「我慢してたのに…宗一さんがあんなこと言うから」
顔を歪ませるように笑って、森永の手が宗一の足を捉えて
ぐい、と押し上げます。
露わになった箇所に指が押し当てられ、自らの体液がぬるぬると
塗り込まれる感触に、宗一は「ひっ」と小さく悲鳴をあげました。

「や…やめ…っ」
「やめてあげられない…力抜いてて…」
指はぬるりと中に入り込み、狭いそこを押し広げるように蠢きます。
「うう…っ…気持ち悪い…」
自分の中で好きに動く指の感触を嫌がって、宗一の指はまた床を引っ掻きました。
がり…がり…と爪が床に食い込むのを見て、森永は宗一の手を取り
自らの背中に回させました。
「手が痛んじゃうから…。俺の背中ならいくらでも引っ掻いていいから」
森永に囁かれて、無意識のうちに宗一は背にしがみつきます。

森永はというとちゅ、っと旋毛に口づけて。
忍び込ませた指が、スムーズに動くようになる度に増やし
ゆっくりと丁寧にそこを慣らしました。

散々中を蹂躙した指がずるりと全て引き抜かれると、宗一の手から力が抜けて
ぱたりと背中が床に着きました。
「…背中痛いかもしれないから」
そう言って、座布団を背中の下に滑り込ませて。
宗一の両腿をぐい、と割り開かせると、痛いくらいに張り詰めたそれを
丁寧に解した個所に押し当てました。

「や…だ…っ」
微かに零れた声に、森永は聞こえない振りをします。
「声出したほうが楽だから…」
くちゅ、っと肉と肉が触れ合う音。
緩やかな動きで腰を進めて、じわじわと中を押し広げ、入ってくる感触。
「あ…あっ…あ…!」
声を抑えることも出来ずに、抉じ開けられた箇所の鈍い痛みと
それ以外に湧き上がる未知の感覚とで気が狂いそうで。
宗一の目からは自然と涙が零れていました。

そして森永は自身を埋めきったところで、宗一の身体が
諤々と震えていることに気が付きました。
目尻のほうへ流れた涙を優しく舐め取って。
「もう一回掴まって」
宗一の手を導いてやると、森永にぎゅっとしがみつき、まるで
求められているかの様な錯覚を感じます。
でもそれは錯覚でしかなく、これは自分が強要した行為に他なりません。

「宗一さん…好きです…」
縋るような森永の声が静かに響きました。




森永君の誕生日ですがこんな感じです…すいません☆
そしてこれまでに比べて一話が長いですが、濡れ場だから仕方ないですね。うん。

ここまでお付き合いありがとうございました。
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プロフィール

よしきち

Author:よしきち
『恋する暴君』狂いの管理人。

特に宗一兄さん萌えが末期です。
最近変態が加速してきて
人として色々とアウトです。

兄さんが好き過ぎてヤバい。
二次元逝きたい。

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