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君を気にしない日など

Posted by よしきち on 02.2015 暴君妄想文   0 comments   0 trackback

今年のにーさんバースデーは母と一緒でしたよしきちです。

お誕生日ケーキ食べられなさそうだったので、一週間前にぼっちで行った名古屋にて
千秋楽公演行く前にホテルでケーキ食べときました。蝋燭も買ったよ!

にーさんバースデーケーキ

誕生日ほぼ終わりかけになりましたがお誕生日作文upします。
お付き合い頂ける方は続きからどうぞ。


森永と暮らし始めてから、もうすぐ10年になる。
その間にあいつは卒業して就職し、俺は大学に残って今は准教授をしている。

10年前とは変わったことも色々あるが、森永の鬱陶しさとか
色惚け具合はどういうことか変わっていない。
今朝も朝っぱらから纏わりついてきてうざったかった。



「誕生日おめでとうございます♡」
「おー。サンキュー」
おはよう、の代わりに言われたのは祝いの言葉。
くあ、と欠伸をしながら洗面所に行こうとすると何故だか今日は付いてくる。

「ホントは日付が変わった瞬間に言いたかったですけど
宗一さん寝ちゃうんですもん」
「眠いんだからしょーがねえだろ。つかそんなのしなくていい」
どけよ、と肘打ちして顔を洗おうとしたら、後ろから抱きつかれた。

「やですよ。俺が一番におめでとうって言いたいし。
メールとか着てたら負けちゃうじゃないですか」
「うっざ。本当に鬱陶しいなてめーは。顔洗うから邪魔すんな」

足を踏んづけてやったら「痛っ」と声がして腕が緩んだ。
だからそのまま無視して顔を洗う。
冷たい水でひんやりして気持ちがいい。
さっぱりした気持ちになってタオルに手を伸ばしたら、また腕が巻き付いてきた。

「なんなんだよ。しつこいぞ」
「だって10年ですよ。」
「…意味が解らん」
「宗一さんと一緒に10年居られたんです。嬉しくって」

朝から脳が湧いてんな。
思わず顔を見ようと後ろを向いたら、ちゅっと唇を合わされた。
「~~!!」
「へへ~」
にやけた面にイラッとして反射的に頭突きをかましたら
今度は「ぎゃっ」と小さく叫んでその場に蹲る。

「朝からうぜえんだよ!くそバカ!」
「もう~宗一さんはつれないんだから…」

その後も飯食いながら「宗一さんは俺のこと…」とか
「愛が感じられない」とか「俺ばっかり」とか
ぐずぐず言ってたけど、一睨みしたら黙った。


「じゃあ行ってきますね」
「おう」
森永の方が先に出るので、食器を洗った後の一服をして
後ろ姿を見送る。
「…あの」
「なんだよ」
スーツ姿で振り返った森永は10年前に比べたら、
見た目だけは落ち着きが出たと思うし髪もあの頃より短い。

「今日は早く帰りますから、宗一さんも出来たらまっすぐ帰ってきてくださいね」
「…できたらな」
「待ってますからね。じゃあ行ってきます」
玄関の閉まる音を聞いて、煙草を消し、何故か舌打ちが出た。


森永を見送ってからしばらくして、俺も大学に向かう。
この時期は暑くて外に出るのも億劫だが、昔と違い
研究室に行けばエアコンが効いているからなるべく急いで歩く。

部屋に入ってしばし汗が引くのを待ちつつ涼んでいると
メールが入った。
携帯を見ると、その前にも何通か来ていたらしく、送信者の名前を確認する。
「…げ。磯貝」

こっちからは送ってないのに何であいつはマメにメールしてくるのか。
あとのメールは家族からだった。
誕生日を祝うメールに短くだが返信していく。
最後に嫌々だが磯貝のメールを開いたら。

『宗一君お誕生日おめでとう~。
宗一君もとうとうアラフォーだね☆
また遊びに行くからよろしく! 

追伸:今日は森永君が色々準備してるだろうね。
色々(*ノωノ)』

…うぜえ。森永と同じくらいうぜえ。
こいつには返信しなくていいか。
メールを削除して伸びをし、立ち上がって白衣を着た。


夏休み期間のこの時期だが研究室にはいつも人が居る。
理系の大学なんてそんなもんだ。
「おはよう」
「おはようございます。準備できてますよ」
ん、と短く返事をして昨日の続きに取り掛かろうとしたら、
一人の生徒が「先生今日誕生日ですよね?」と言ってきた。

「お、おお。そうだけど」
「おめでとうございます」
「今日なんですか?おめでとうございます」

口々に祝われて、目がパチクリなった。
「なんで知ってんだ?」
「前に話の流れで聞いたじゃないですか~」
覚えてないんですか?と言われたが正直覚えてない。

「先生誕生日なら今日飲みに行きましょうよ!」
「あ、いいね。ビアガーデン行きたい」
「暑いからビール飲みたいね!」
何故か解らんけど盛り上がってしまっている。
でも一応あいつと約束…してるしな。

「す、すまん。今日はちょっと」
「もう予定ありました?」
「もしかしてデートとか?」
「…ちげえよ。でも約束あるから、今度でいいか?」
「待ってる人が居るんですか?」

学生達が心なしかニヤニヤしている気がする。
なのでじろっと睨んだら、さっと目を逸らされた。
「予定あるならそっちが優先ですよね。またにしましょう」
「さ、早く始めましょうか」
そそくさと持ち位置に皆着き、話は終わったことになったのか
そのままいつも通り実験を始めた。

その後は昼まで実験して昼食を取り、途中に休憩を挟みつつ
夕方まで研究室に籠って。
まだ日はだいぶ高いけれど、キリが良かったし片づけて帰ることにした。
「片づけておきますから、早く帰ってください」
「約束あるんでしょう?」
「…じゃあ頼む」
学生達に言われたので後を任せていつもより早く大学を出る。

まだ太陽がギラギラとしていて暑い。
半袖のシャツが背中に張り付く。
家に帰るころには汗だくになっていたので、とりあえずエアコンを点けて
シャワーを浴びた。
森永は流石にまだ帰っていないようだ。

汗を流してさっぱりし、服を着替えてリビングに移動する。
エアコンが効いて涼しく、しばしソファでまったりしていたら
森永が帰ってきた。
「ただいま…。宗一さん早かったんですね」
「おかえり」
スーツで俺より暑そうな森永は両手に買い物袋を下げて酷く暑そうだ。

「うわっ暑苦しいな。冷蔵庫に食材入れとくから風呂入って来いよ」
「じゃあ…お言葉に甘えて」
ずしりと重い買い物袋を受け取って、中身を冷蔵庫に入れていく。
なに張り切ってんのか知らねえけど大量の買い物だ。

一体何を作る気なのか、なんとなく想像しつつ片づけて
ビールに手を伸ばしかけたけど止めておいた。
一人で先に飲んでるのも何かな。

片づけた後は読みかけの本を開いて、ソファに凭れて読んだ。
少ししたら森永が出てきた。
「ご飯急いで作っちゃいますね」
「ん」

毎日のように食事を作る森永は、料理の手際がかなり良い。
それに聞こえてくる音は何だか心地が良い。
言ったら何か良いように取られそうだから言わねえけど。
いい匂いがしてきて、いい感じに腹が空いてきたところで料理が出来たのか
皿を運び出したから手伝い、テーブルに並べる。

「ビールですよね」
「ビールだろ」
冷えたビールを二本とグラスを出して、向かい合わせで座って。
「じゃあ、改めてお誕生日おめでとうございます」
「ああ」
グラスを合わせてビールを呷った。

「今日は随分早かったですね。どうしたんですか?」
「てめえが早く帰って来いっつたんだろーが」
「え。そうなんですか?嬉しい…」
「大体学生に誕生日なんだし早く帰れって言われたしな」
「へえ…」

もぐもぐと咀嚼しつつ、ビールを流し込む。
ちら、と森永を見ると何だか面白くなさそうな顔をしてやがる。
「…学生相手に何かいらんこと考えてねえだろうな」
「…だって」
「たまたま誕生日知ってたんだってよ」
「そうですか…」
そう言いつつも目が恨みがましくこちらを見ている。
本当にめんどくせえ奴。

「……あいつらに飲みに誘われたけどちゃんと断ったからな」
「え?」
「だから。お前と約束してたから断ったって言ってんだよ」
「は、はい…」
少し顔が明るくなったものの、まだ少し憂い顔の森永にイラッとして
ビールをグラスに空け、一気に飲み干す。
少し垂れたので、ぐい、と拭ってグラスを勢いよくテーブルに置いた。

「それと朝ブツブツ言ってたけどな」
「?」
「…お前のこと何も考えてないわけじゃねえんだからな」
言ってて自分が何言ってるのか訳が分からなくなってきた。
でも森永は見る見るうちに幸せそうな面になっていった。

「わ~…むちゃくちゃに抱いていい?」
「…少しは枯れろよ」
「無理」


信じらんねえ。
溜息を吐いたけれど否定も肯定もしなかったら、食事が終わったら部屋に連れ込まれた。
誰の誕生日だと思ってるんだ、誰の。


散々好きにされてやっと解放されるかと思ったらエアコンの温度を下げてまで
べったりと張り付かれた。
「…近い」
「うん」
「うん、じゃねえよ」

抱き付いて、まだ足りないと言わんばかりに唇が降りてくる。
「はあ…」
「宗一さん。愛してますよ」
「…お前絶対日本人じゃないだろ」
イタリア男か何かじゃないかと思う。

「5年前より10年前より今の方が好きですからね」
歯の浮くような台詞に悪い気がしない自分にうんざりして
森永の胸に顔を埋めた。



私は結構中年キャラ萌えなんで兄さんが年取るのも楽しみで仕方ないです。
というか兄さんなら何歳でも愛せる。

今回の作文のタイトルはそのまま曲名なんですが、ライブで歌詞が
兄さんから森永くんだったら萌えるなと思ってこのタイトルです。
結構それっぽいです(私の中で)

では兄さんお誕生日おめでとう!森永君と幸せにしてるのをこれからも見せて欲しいです。

ここまでお付き合いありがとうございました。
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プロフィール

よしきち

Author:よしきち
『恋する暴君』狂いの管理人。

特に宗一兄さん萌えが末期です。
最近変態が加速してきて
人として色々とアウトです。

兄さんが好き過ぎてヤバい。
二次元逝きたい。

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