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Yes,my lord Extra-2

Posted by よしきち on 23.2016 暴君妄想文   1 comments   0 trackback
いつの間にか時間が経ってて広告出てる事実に驚愕してますよしきちです。

早くない?一か月早くない?いやまあ一か月以上経ってたんですけどね!
完全に浦島太郎状態なわけですが10巻の書き下ろしで
昇天したことだけは記しておきます。

そんな感じでひっさびさににーさんデー。ひっさびさのSS。
それも二年近く前の連載の番外編の続きという久々尽くし…!

こちら目次のYes,my lord シリーズの番外編。
本格的にイチャイチャさせる前に放置してたのですが掘り起こしてきたので
ぼちぼち続き書きます。

ついて行けるぜ!という強者は続きからどうぞ……。


紆余曲折を経てソウイチ様と両想いってことが解って、
想いを確かめ合って、周りにもそれが認知されて。
もう気持ちを隠して作り笑いすることも、彼が誰かのものに
なってしまうことに胸を痛めることもなくなった。

とは言え、無理やり身体を開かせ、泣かせてしまったことは事実で、
それだけが心の何処かに引っかかったままだった。
あんなこともう二度としたくないし、あんな風に泣かせたくない。
彼のことを大事にして幸せにするんだ。自分の欲なんて後回しだ。


そんな風に…考えてたんですが。


例えば政務中。
「ソウイチ様?起きてます?」
「ん…ああ、大丈夫だ」
「ぼんやりしてたようですけど体の調子でも…」
「いや…違う。気にしないでくれ」

例えばちょっとした合間。
「??なにか?」
「…えっと、その…の、喉が…乾いた」
「じゃあすぐにお茶を用意してきますね。新しい葉が凄くいい香りらしいから
飲んで頂くの楽しみです」
「そうか…」

例えば眠る前。
「それじゃあ、あんまり夜更かしはしないでくださいね」
「うん…」
俺をぐいっと引き寄せ、頬におやすみのキス。
それはずっと前からの習慣ではあるんだけど。

「あの…服が…」
ぎゅ、っと掴まれたまま、泳ぐ視線。
「わ、わるい……」
「いえ…」
何か言いたげにもごもご動く唇に、キスしたいけど。
そんなことしたら、それだけで終われる自信が正直無い。

ゆっくりいくって決めたんだ。だから我慢我慢。
「それでは自室に戻りますね。また明日」
後ろ髪を引かれつつ、逃げるように部屋に戻った。


パタン、とドアを閉めて深い溜息を一つ。
…可愛い、んだよなあ。本当に可愛くて溜んない。
もう気持ちを隠す必要がなくなったって思うと余計に湧き上がる感情。
少しずつ…ならいいかなとは思うんだけど…それが簡単に出来たら苦労しないわけで。
ちらつくのは『あの時』させてしまった怯えた顔。

彼を傷つけたくないなんて言いながら、傷つきたくないのは俺の方なのかもしれない。
勝手なんだよな…俺って。
「はあ……」ともう一度溜息。
自己嫌悪で欝々する前にさっさと風呂に入って寝てしまおう。
そう思って袖のボタンを外したところに。
コン、コンと控えめなノック音。

「ど、どうぞ?」
こんな時間に急に訪ねてくるなんて、どう考えても。
「入るぞ……」
ソウイチ様くらいしか居ないわけで。
「いや、その……」
「ダメか…?」
俺が煮え切らないリアクションをしたせいで、ソウイチ様は
ドアの向こうでじっと待っている。
そんな姿見たらダメだ、なんて言えっこない。

「いえ。大丈夫です…」
本当は全然大丈夫なんかじゃないけど。
OKの返事を聞くなり部屋に入り、後ろ手でドアを閉めたかと思えば、
そこから動かない。
数秒、数十秒、数分。
実際はどれくらい経ったのだろう。
じっと何もしないから、ついこちらから声を掛ける。
「どう…しました?」

ソウイチ様は俺の言葉にびくんと体を震わせたけど、
きゅっと拳を握ってこちらへ近づいてきた。
「な、んで…」
「…なんで?」
すぐ目の前にいるのに、視線は合わない。
そして。

「なんで…何も…しないんだ……」
続きの一言に、なんとか表情を確かめたいと思って
そわそわしていた俺の動きはピタリと止まった。

「なにも………って、え?え!?」
「やっぱり本当は無理して俺のこと……」
一層深く俯いてしまった彼の両肩を揺さぶる勢いで掴む。
「ちょっと待って!」

急に声を荒げたからか、ビクッと震えて俯いていた顔も上を向く。
「そんなはずないでしょう。貴方が愛おし過ぎて…
でももう泣かせたくないから何もしてないってだけで」
「…なんで俺が泣くんだ?」
俺の言葉に、目をパチパチさせ心底不思議そうな返事。
今度はこっちが目をパチクリさせる番だった。

「だって…その……あの時…」
言いづらくて口籠っていたら、察してくれたのか。
「あ、れは…お前に嫌われてるのかと思ったら…
勝手に目から飛び出ただけだ!」
そんな風に告白されて、眩暈がした。
なんて理由で泣いてたんですか…。


「嫌われて…?そんなはずが!」
「俺の事…好き、なんだよな…」
「もちろんに決まっているでしょう?」
「だったら…」
「ああもう…知りませんからね」

こくり、と頷いた彼の腰を引き寄せて耳元で囁く。
「キスしても?」
肩口に埋められた顔が上下に揺れる。どうやら顔を隠して頷いているようだ。

埋まってしまっていた顔をグイッと引き上げて目を見つめる。
真っ赤になった彼は目が合った瞬間恥ずかし気に逸らして、でもなんの抵抗もしない。
だから抑えてきた愛おしさをぶつけるみたいに唇を強く重ね、
下唇に噛みつくように口づけ直した。

顎を指先で押し、口を大きく開かせて。
戸惑う舌を舌で絡めとり、逃げられないように後頭部を右手で抱え、
左手は細い腰に。
深く、長く続く口づけに腕の中の身体からはどんどん力が抜けて
くたっとしてくる。

一度解放し、唇の端から零れた涎をわざといやらしく舐め取った。
「……っはぁ、はッ…」
力が入っていない身体が後ろへ倒れそうだったので、
彼を胸に抱いてベッドに寝転がった。

「こんな風に…手加減できないですけど大丈夫…?」
「…おまえになら……」

―何をされてもいい。
そんなことを掠れた声で言われて、全身で抱きしめられて。
残っていた自制心なんて、綺麗さっぱり消え失せた。


濡れ場…そんなもの今回はないよ・・・。
って感じで次回へ続くのであった。

ここまでお付き合いありがとうございました。
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2016.05.28 12:06 | | # [edit]


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よしきち

Author:よしきち
『恋する暴君』狂いの管理人。

特に宗一兄さん萌えが末期です。
最近変態が加速してきて
人として色々とアウトです。

兄さんが好き過ぎてヤバい。
二次元逝きたい。

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