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Or if 後編

Posted by よしきち on 04.2018 暴君妄想文   2 comments   0 trackback
可愛いと言えば兄さん、兄さんと言えば可愛い。よしきちです。

11巻も出ましたね。予約して買いました。
転げまわりたくなる程度に可愛い、安定の兄さんでした。

ちなみに書下ろしでの森永君のエプロン姿が割と好きです。
あと成長しやがってこの森永め(純粋な嫉妬)って感じで
とても良い森永君だったかと思います。

それでもまあ、更新するの磯貝さん×宗一兄さんなんですけどね。
また濡れ場あるんですがこれで終えるのでなんとかお目こぼしを。

付き合ってやろうという方は続きからどうぞ。




テレビの電源を入れ、ザッピングしてみるけれど特に見たい番組は 無い。
宗一の方も同じなのか何も言ってはこない。
なのでニュースにチャンネルを合わせ、それをなんとなく見ながら コーヒーを飲んだ。

「宗一君は普段テレビとか見るの?」
「あんま…。ニュースくらいは見るけどな」
「ドラマとかバラエティは見ないの?」
「興味ねえんだよな…。たまに研究に役立ちそうな番組あったら見 るくらいだな」
「ふうん」
「あいつは良く…」
そこまで言って、宗一は言葉を飲んだ。

「あいつって…」
「…………」
訊ねる磯貝に対し、宗一は無言で俯く。
「…ねえ、森永君に連絡はしたの?」
「してない……」
「携帯、切ったままでしょ?」
「だって……」
不安そうな瞳が揺れている。そんな顔をさせているのが辛いと思っ たら。
「…まあ、俺はいいけどね」
口が勝手に動いていた。

「……え?」
磯貝の一言に、宗一が顔を上げると、至近距離に顔があって驚く。
でも、後ろに下がろうとしてもソファの上だから逃げられない。
後ろに手をつく形になり、磯貝が覆いかぶさるようにして自分を追 い詰めてきた。

「いいじゃない。森永君とダメになったらなったで」
「っ……」
目を見つめ、そう言われて唇を噛んだ。
具体的に考えたら…いや、有り得ない話ではない。
そう考えてしまい、目を逸らせないでいたら。
磯貝の目が少し伏し目がちになった。

「…俺じゃあダメ?」
「へ?」
突然の告白に宗一の頭は真っ白になる。
「俺だったらあんな風に宗一君を泣かせないよ?」
一体何を言われているんだろう。いつものようにからかっているの だろうか。
考えていることが読まれたのか、真剣な眼差し。

「冗談とかじゃないからね」
「なんでそんな…いきなり……」
「…昨日、俺…そんなに酔ってなかった」
「ウソ…酔ってたって」
「少しは酔ってたかもしれないけど。昨日のことは全部覚えてるし 、
…よく考えたら気の迷いってわけじゃないんだ」

「で、でもあれは」
「うん。宗一君は俺を森永君と間違えてたのはわかってる」
「そ、そうだ…だから」
「でも。最後に俺の名前、呼んでくれたじゃない」
宗一が息を呑んだ。

「…俺に、しときなよ」
手を取られ、甲にキス。
「~~っ!!」
びっくりして手をひっこめたら上から退いてくれた。
「考えてみて、ね?」

真っ赤になった宗一に、にこりと微笑んで。
ソファに並んで座りなおしたらそれからしばらく、お互いなにも言 わないまま。
動くに動けない宗一は、ニュースを上滑りに観るしかなかった。
頭では、さっき言われたことと、森永のことでぐるぐる。
考え過ぎて眩暈がしそうだった。

30分も経つとニュースが終わった。
そのタイミングで磯貝が風呂の給湯スイッチを押し、浴室の方へ。
後ろ姿を見送って「はあ」と溜め息一つ。
冗談じゃない、って言っていたけど、なんのつもりだろう。
あいつはストレートなはずだし、俺も男は森永が例外だ。
なのに、なんでこっちまで意識しなくてはならないのだ。
昨日のことも、有り得ないことをした自分を殴りたいくらいなのに 。

唇を引き結んで俯いていたら、磯貝が戻ってきた。
「なにしてんの?むずかしそうな顔しちゃって」
「…別に」
「ふうん。宗一君お風呂先にどうぞ。着替えは置いてあるよ」
「…おう」

促されるまま風呂に入り、宗一にしては珍しく長風呂をした。
身体を拭き、用意された服を着て、肩にタオルを掛けたら
そのまま出てくる。
リビングに居る磯貝に、風呂が空いた旨を伝えると苦笑された。

「また髪乾かしてない。折角綺麗な髪なんだから。乾かさないと」
「うるせえな…。その内乾くからいーだろ」
「仕方ないなあ。磯貝お兄さんが乾かしてあげよう」
「は?いらん!」
「遠慮しないでいーから」
素早くドライヤーを持ってくると、ソファの前に座るように促して くる。
渋々といった感じで従うと、櫛で梳きながら髪の毛が乾かされてい く。
「熱かったら言ってね」
「いらんって言ったのに…」

森永も、こうして髪を乾かしてきたっけ。
思い出して、また気分が重くなった。
あいつのしたことがショックで出てきたけど、自分もまた同じよう なことをしてしまった。
事故みたいなもんだと言い聞かせていたけど、そうではないと言わ れた。
…どうしようか。自分はどうしたいんだろう。

考えている間にブローが終わったのか、スイッチが切られ、背後に 居た磯貝が
ドライヤーのコンセントを抜いて綺麗にコードを纏めている。

「さて。俺も風呂入ろうかな」
「なあ、俺どこで寝たら…」
「客間のベッドに布団置いておいたから、そっちで」
「…サンキュ」

お礼を言って客間に行き、ベッドに入る。
起きていたって色々考え過ぎて疲れるだけだと思い
灯りを消して寝る態勢に入ったのだが、昼間寝たのと、
色々ありすぎたのとで寝付けない。

眠れなくて寝がえりを何度かして、目がすっかり暗さに慣れたとこ ろで
ドアが静かに開く音。
「…寝てた?」
「…なんだよ」
「ごめん起こしちゃった?」
「いや…まだ起きてた」

そのまま、すたすたと部屋に入ってきたかと思うと、
ベッドの傍にやってきて、布団を捲られた。
「俺もこっちで寝ようかなと思って」
「な、なんで!」
びっくりして身を竦めたら、その間にさっさと隣に入られて。

「あっちのシーツ洗っちゃったし。いいじゃない」
「あのな…シーツくらいなくても」
「はいそっち詰めて」
ぐいぐい寄ってくる磯貝に抵抗して宗一が手で突っぱねると。
「磯貝!」
「なあに?」
抵抗できないよう、抱きしめられた。

どうやったら動けなくなるか解っているのか、逃げようと
じたじた動く宗一の抵抗は空回りだ。
「宗一君ってさ、肌綺麗だよね」
「知らねーよ」
耳元で囁かれてぞくりと背中に何かが走る。

「触りたくなる」
「ちょ…なに…」
パジャマの裾から手が入ってきて、薄い腹を撫でまわす。
その手はゆっくりと動き、指の腹で腰のラインを辿った。
「やっぱり触り心地がすごく良い」
「やっ…どこ触って…」
腕の中には首を竦めて小さく震える身体。
どんどん可愛く思えてくる。

「触ってたらなんか…」
目の前にあった唇をふに、っと噛む。
「んっ…く…」
薄ら開かれた隙に深く重ねて舌を絡め取った。
短めのキスが終わったところで、もう我慢は効かなくなる。

「…ムラムラしてきちゃった」
「バカっ…なに考えて…」
ベッドサイドの灯りを点け、ボタンを外し始めた磯貝の手を
払いのけようとすれば、無防備になったズボンに手が掛かる。

「いいじゃない。一回も二回も変わらないって」
「そ、そーゆー問題じゃ…って脱がすな!」
ずりずりと少しずつ下げられるズボンを食い止めようとそちらに手 をやったら。
「ええ~。宗一君は着たまましたいの?」
「だから違…あっ」
首筋にキスを落とされた。

「…昨日から思ってたけど…感度良すぎだよね…」
「う、うるさいっ」
「こっちとしては嬉しい…けど」
手薄になった上着のボタンに手を掛け、残りも器用に外していくと
ぺらりと捲って、肌を露出させる。
露わになった白いそこには、昨日、自分が付けてしまった赤い跡が 点在していた。
「これ…見つかったら大目玉だろうなあ…」
言いつつも跡を確かめるみたいに、もう一度その場所を唇で吸う。

「やめろ…って…磯貝!」
「止めて欲しかったらもっと抵抗していいよ」
胸の辺りに寄せられた頭を退かせようと、髪をぐしゃぐしゃと掴む けれど、
愛撫されていては碌な抵抗が出来ない。
それどころかその弱い抵抗が、余計に磯貝を煽った。

「宗一君ってさ。なんか…可愛いんだよね」
「…はあ?なに…戯けたこと…」
言い返すけれど、声は吐息混じり。
それに赤らんだ顔に涙目なんて、興奮してくれと言ってるようなも のだ。

「わかってないならいーけど」
「うあっ…」
呼吸が乱れ出したせいか、上下する胸の尖りを口に含み、舐め転が してみせる。
「んんっ…!ふ…っ」
音を立て、強めに吸ってやったら薄い桃色だったそこが熟れたよう に赤くなった。

両手で身体のラインを確かめるみたく触り、滑らかな肌を指先でな ぞる。
柔らかい肉はついていないけれど、指触りが良くて。
手で触れるだけでは足りなくなって、唇でも触れていく。
「やっ…あ、あっ…」
零れ落ちる甘い声に、素直な反応を示す身体。
触れる度にどんどん愛しさが増していく。
「声、もっと聞かせて」
頬にキスして、零れた涙を優しく舐めとった。

「も…やめ…」
「いやだ。それに宗一君だってここで止めたら困るんじゃない?」
既にずり下がっていたズボンを下着ごと一気に引き下ろすと、
さっきまでの愛撫に反応し、首を擡げ始めた箇所が露わになる。
「ほら…ね?」
「~~~っ!!」
さっきまででも赤かった顔は、これ以上ないくらい真っ赤になり、
羞恥のせいかぷるぷる震えている。

「はあ…ダメだ。宗一君可愛過ぎ…」
「やっ…なにして…!」
反応して硬くなった箇所を手に取り、口に含んでみた。
勿論こんな真似なんてしたことないし、今まで考えたこともなかっ た。
でも、こうしてみたくなったのだ。
気持ちの良い箇所は男同志なので解っている。
そこを狙って舌を這わせ、根元は手で扱いてみせる。

先端の部分を強く吸ったり、舌先で擽ったり。
「あ…あ、あっ…」
「気持ち良い?」
口を離し解放してやると、先走りがとろりと垂れ落ちる。
それを好奇心で舐めとったけれど嫌悪感がないことに少し驚いた。

荒い呼吸を繰り返す宗一を、中途半端な状態で一旦放置して。
自分も上着を脱ぎ捨てたら、ベッドサイドに隠しておいた、
昨日も使った潤滑剤を取り出す。
指先にべったりと付け、目の前の細い足を身体で割って入ったら
これから繋がる箇所が目前に曝された。

昨日は酔った勢いもあったけれど、今日は素面だ。
それでも彼と繋がりたいと思うのだから、気の迷いではないのだろ う。
目の前で僅かにひくつく箇所を滑りを帯びた指で触る。
くにゅ、くち…と小さな水音が聞こえ、それに合わせて前もびくび くと震えた。

「あんまり力入れてたら痛いと思うから。力は抜いててね」
「んあっ…!あ…う…」
昨日あんなに柔らかく広がったのに、今はキツく閉じられている箇 所を
柔らかく解していく。
行為じたいには慣れているせいか、熱心な指戯で段々と開くそこは 、
入口が指をきゅうきゅうと締めつけてくるけれど、
中はとろけそうに熱く、指に吸い付くようだ。

感じる箇所は敢えて避け、指が三本、好きに動かせられるように
なったのを見計らってからゆっくりと引き抜いた。
そして、自分のズボンをずらして、
すっかりその気になっているそれを取り出すと宗一の手を引き寄せ る。

「宗一君のせいでこんなになってる。ほら、触ってみてよ」
「な、なにさせ…」
「あれ?もしかして人の触ったことない?」
「うあ…あ……」
「俺も自分以外の触ったの、宗一君が初めてだけど」

反応して硬くなったそれを手で握らされて、感触に驚く。
こんなこと、森永にもされたことなかったから、
他人のものを触るのなんてもちろん初めてだ。
熱く、どくどく脈打っているのが解って、どうしていいか解らず俯 き、反応できない。

「可愛い反応…。初めての子としてるみたい」
嬉しそうに笑って唇にキスされて。
思わず顔を上げるともう一度キス。
戸惑っている間に横倒しに身体を寝かせられたと思ったら。
片足を持ち上げられ、残った片足の上に跨るみたく磯貝が据わった 。

「え…?」
「これは多分したことないんじゃないかなあ…」
言いながら、自分のモノにゴムを付けて。
手に残った滑りで自身を何度か扱くと、
目の前でひくついている箇所にぴたりと当てる。
「したこと、ある?」
「そんな…したことない…」
「あ。やっぱり」

入口を弄るように先端で突き、収縮する様子を楽しんで。
それからゆっくりと中に押し入っていった。
「あ…っ、あ、ああっ!」
ずっぽりと中に含ませたら、緩く腰を回す。
「どう?いつもと違う感じする?」
「こんな…深…っ」
「うん。深く繋がれる体位だもん。有名だよ?」
言いながら、抜き差ししてやれば刺激が強いのか
涙を零し、シーツに縋るように爪を立てている姿に、情欲が沸き上 がる。
「それに…繋がってるとこもよく見える。すっごい…卑猥」
「見…んな…」
「宗一君にも見せてあげたいなあ…」

「ふ…あ、やっ…!あ…!」
搾り取ろうとするみたく自身に絡み付く熱い体内と、耳に入る
いつもとは違った甘い甘い声。
抱え上げた片足をぺろりと舐め、欲しいだけ貪る。
「ああもう…!堪んない…」
もう限界が近いのかピクピク反応している箇所を掌で柔く包み、
何度か擦りあげたら。
「あ…あっ…!ああっ!」
身体を痙攣させながら宗一が達し、腹に白濁をぶちまけた。

その姿が妙に艶めかしくて、興奮はより酷くなって。
達したばかりで小刻みに震えている宗一の身体を、
ぐちゅぐちゅと水音を立てながら揺さぶった。
「も…へんになる…」
「いいじゃない。全部見せてよ」
限界を感じ、ギリギリまで抜き取って深く貫いたら
一気に搾り取られて小さな叫び声を聞きながら達した。


「……おい」
「ん~?なあに」
二度目のセックスの後、後始末を終えた磯貝に抱きつかれ、
二人並んでベッドに寝ているこの状況に頭がついていかない。
「いつまでこのままでいるつもりだよ」
「俺の気が済むまで」
「暑苦しい…」
「俺は気持ち良いけど」
ぺったりと密着するように抱きしめられて、碌に動けない。
でもさっきの疲労感もあって、抵抗する力も残っていない。

何度も何度も柔らかく、髪が撫でられる。
その内、眠気が来たのか宗一は眠ってしまった。

昨日も見たけれど、昼間の清廉さや、夜の艶っぽさがないあどけな い寝顔。
「…はあ。帰したくない…な」
宗一の寝顔を眺めながら、磯貝が呟いた。






ここまで書いといてなんですがこれで終わりです。
そう、特にオチはないんですよ。
突発的な妄想な上、パラレルワールドってことでここはひとつ。

お付き合いありがとうございました♪
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読むのに大変に勇気が要りましたが、読んでびっくり、スルスルと入ってきました。
絶対無いんですけどね、無いんですけどねあるかも…と思わせるよしきちさんの筆力にさすがとしか言いようがないです。
この後、ドロドロの愛憎劇に発展するところが滅茶滅茶読みたいけど、落ちどころが本当に見えませんね。
もりながくん、すぐ刃物とか持ちだしそうだし…
兎にも角にも素晴らしい文章ありがとうございました!
2018.06.28 10:23 | URL | ごがつ #WCSj23LI [edit]
暴君は森永君と兄さんの話…ゆえに拒否反応があっても仕方あるめえ!
と思っていましたが勇気を出して読んでいただいてありがとうございます!
基本的には絶対無いのでパラレル、なんですが磯貝さん好きなんでカッとなってつい…。
お褒めの言葉光栄の極み…確かにこれが続くとしたら森永君が刃傷沙汰起こすか
兄さんのこと監禁するかになっちゃうのは確実かとwww(それはそれで見たい)
2018.07.05 23:24 | URL | よしきち #- [edit]


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プロフィール

よしきち

Author:よしきち
『恋する暴君』狂いの管理人。

特に宗一兄さん萌えが末期です。
最近変態が加速してきて
人として色々とアウトです。

兄さんが好き過ぎてヤバい。
二次元逝きたい。

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